天地の経

お経は、その心を読むことが大切。
「音もなく、香(か)もなく、常に天地(あめつち)は、
書かざる経をくり返しつつ」と、歌にある通り、
お経は天地いっぱいに、休みなく、くり返されている大きな働きであり、
心の目を開いてよく見るものだけに、読めるものです。
神仏が、そこにおられるのです。
神という字は、「示して申す」と書く。
これは、サクラが咲けば、”ああ、春が来た”と、人が知るようなもの。
天に口なし、他をもって言わすのです。
「人が言う」と書いて、「信」となり、言ったことが成って、
「誠」となり、行いで示す、これが神仏です。
人々にいろんな現象が現れてくる。
これはすべて神仏が、それによって悟らせんがためです。
その心を読むと、お経がわかるのです。




