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親のキモチ・子のキモチ

退屈に耐えられない子どもたち

親のキモチ・子のキモチ:退屈に耐えられない子どもたち

ちょっとの退屈もガマンできず、歩き回る子どもが増えてきて、飽きさせないように授業をするのが大変……と新米教師は嘆くが……。

登場人物

  • 大家族のおばあちゃん。自身も5人兄弟の大家族で育つ。

  • 教師になりたてで戸惑うことばかりの男性教師。

  • 子育てに悩むパパやママを仏様の智慧で優しく導く女性和尚。

はぁ……。どうしたら子どもたちを飽きさせない授業ができるんだろう……。
先生、大きなため息なんかついて、どうしたの?
最近、授業に退屈して歩き回る子どもが増えてきて、困ってるんです。飽きさせないように工夫はしているんですが……。
それは大変ね。でも、授業は遊びじゃないから退屈なのは当たり前で、それをガマンすることを覚えるのが学校なんじゃないかしら。
ガマンできない子どもが増えているのかもしれません。
それはあると思いますね。昔は子どもの頃からガマンや協調性を教え込まれたものですが、今はガマンより自由や個性を尊重する時代ですから。
自由も大切だけど、授業中に歩き回られたら、先生だけじゃなく、ほかの子にも迷惑なのにね。
1人が歩き回ると、つられてほかの子も歩き出して、授業がストップしてしまうこともあるんです。
それは大変ですね。
だから、まず飽きさせないようにと思って、いろいろ工夫をしているんですが……。
例えばどんな?
子どもへの質問を三択のクイズ形式にしてみたり、覚えてほしい大事なところは替え歌で歌ってみたり、しょうもないダジャレを言って注意を引いてみたり……。
涙ぐましい努力ですね……。
それだけ頑張っても、歩き回っちゃう子がいるんです。
そんな時はどうするんですか?
本を読ませたり、絵を描かせたり、じっと座っていられるように、好きなことをさせるんですが、そうすると勉強が遅れてしまうので、そのフォローもしないといけなくて……。
先生には本当に頭が下がります。小学生の集中力が続く時間は10~15分と言われているので、45分授業を成り立たせるのは大変だと思います。
学年が上がれば、少しずつ集中できる時間が伸びて、ガマンもできるようになるんですが。
時代が変わっても、やはりガマンは大切. 社会に出れば協調性やガマンが求められることが多いので、学校でも家庭でもガマンすることの大切さを教えてあげてほしいですね。
ぜひ、よろしくお願いします。
え、私はムリ! 自分はガマンできるけど、孫は甘やかしたいもん。

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情報

タイトル退屈に耐えられない子どもたち
投稿日2026.03.06
著者 モバイル金剛寺
テーマ
アイキャッチ親のキモチ・子のキモチ:退屈に耐えられない子どもたち