子どもにウソを教えない
幼い子どもが悪いことをする。
すると親は、「○○ちゃんは、こんなイタズラしないわね。悪いワンワン
がしたのよね」と、可愛いさのあまり、知らず知らずのうちに、
子どもにウソを教えていることがあります。これは、いけません。
子どもは味を占めて、罪をほかになすりつけることを覚えてしまいます。
子どもが大きくなって、自分が悪いことをしたのに
それを隠そうとする時、もう親が叱っても、直せない。
そのうち、親は「うちの子はウソをつく」といって、子どもを叱りますが、
ウソを教えたのは誰なのか、親にほかなりません。
子どもは幼い時から責任を負うように教え、
躾(しつ)けるのが肝心です。
それをしないのは、親の罪。子どもに責任はありません。
幼いうちなら躾けることができても、大きくなってからでは難しいもの。
子どもにウソを教えないことです。