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ハート*レシピ

本(もと)と末(すえ)

ハート*レシピ:本(もと)と末(すえ)

枯れかかった木を生かすには、やり方があります。
芽と根と枝葉のどれから生かすかというと、まず芽と根です。
芽を生かすには、枯れかかった枝葉を切り捨てる。
こうすると、枝を切り捨てた後から新しい芽が出てきて、
やがて切り込まれた枝葉は青々と茂ってきます。
あくまでも芽と根が本(もと)であって、枝葉は末(すえ)。
本を生かすには、末を切り捨てなければなりません。
同様に、自分の生き方や、人として努めるべきことの中には、
自ずと本になるもの、末になるものがあります。
本と末をあやまっては、台無しです。
あくまでも本を立て、重きを先にして、順序を明らかにしなければなりません。

小義にこだわらず、大義を立てる。
言い換えれば、自分の満足や幸せのために生きるのではなく、
人の幸せのため、世の中のためを思い、生きる。
そう努めれば、捨てた小義も自ずと整ってくる。
本が立ったら、末も立つ。
すべては、自分に返ってくるのです。

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情報

タイトル本(もと)と末(すえ)
投稿日2023.09.06
著者 モバイル金剛寺
テーマ
アイキャッチハート*レシピ:本(もと)と末(すえ)