ことばづかいはこころづかい
病気の人に対することばづかいには、気を付けなければなりません。
見舞いに行って「少し、顔色が悪いな」と言ってはいけません。
「かなり、顔色がよくなったなあ」と、具合良く言ってあげることです。
たとえ悪くなったなと思っても、
「これはたいへん、つらいでしょうね」と同情したつもりで言うと
それが病人には強くこたえるもの。
ウソをつけとは言いませんが、
イヤな話はしないこと、暗い話もしないこと。
相手の気持ちになった「こころづかい」が大切です。
これは、病人だけでなく、失敗した人や災難に遭った人にも通じます。
相手のこころに寄り添い、ことばを選んで接することです。