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親のキモチ・子のキモチ

子どもの字が汚くて読めない……

親のキモチ・子のキモチ:子どもの字が汚くて読めない……

小2の息子の字が、書いた本人でも読めないほど汚くて困っている若手ママ。丁寧に書きなさい、といくら言っても一向に直らない……。

登場人物

  • 小6、小2の2人の育児に悩みが絶えない若手ママ。
  • 教師歴20年。学校の現場を知り尽くしたベテラン女性教師。
  • 仏様の智慧で家庭を円満に導くおじいちゃん和尚。
先生、小2の息子の字が、書いた本人でも読めないくらい汚くて、困ってるんです。「丁寧に書きなさい」って何度も言ってるんですが、全然きれいに書けなくて……。
鉛筆の持ち方はどうですか。人差し指、親指、中指で正しく持っていますか?
それが、鉛筆を握り込むみたいな変な持ち方をしてることが多くて、正しい持ち方を教えても、すぐ元に戻っちゃうんです。
握り持ちは鉛筆が安定しないし、鉛筆の先を動かしにくいので、バランスよく字を書くのが難しいんです。
まず持ち方をきちんと直さないと、字はきれいにならないんですね。
低学年のうちは、指の動かし方が未熟なせいで字が下手な場合もあるので、まっすぐな線を書いたり、丸を書いたり、鉛筆を動かす練習をするといいですよ。
なるほど。練習させてみます。
最近は、パソコンやスマホに慣れたせいか「手で字を書くのが面倒くさい」と言って、雑な書き方をする子もいるんです。
何ですと!それは聞き捨てなりませんな。
あ、和尚さん。やっぱり字はきれいな方がいいですよね。
ふむ。まあ、達筆というほど上手な字を書けなくてもいいんじゃが、せめて丁寧に読みやすい字を書いてほしいと思うのぅ。
おっしゃる通りだと思います。手で丁寧に字を書くことで漢字も正しく覚えられますから。
最近は手書きする機会が減って、漢字が思い出せなくて困ることもあるからのぅ。
え、和尚さんも?
これも時代の流れじゃろうな。しかし、大切な人に想いを伝えたい時には、あえて手紙にして、心を込めて字を書くようにしておるんじゃ。
そうですよね。手書きの文字って、書いた人のキモチが伝わるし、あたたかみが感じられますよね。
そうじゃ。どんなにデジタル化が進んでも、手書きの良さをしっかりと子どもに教えて、面倒くさがらずに丁寧に字を書く習慣を身につけさせてほしいもんじゃのぅ。
ごもっともです。学校もデジタル化が進んでいますが、やはり手書きでなければ学べないことも多いですし、私も丁寧に字を書くように心がけています。
ふむ。ママさんも、子どもにきれいな字の手本を見せてあげたらどうじゃ。
それが、実は私も字が下手くそで……。子どもと一緒に練習しようかな……。

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情報

タイトル子どもの字が汚くて読めない……
投稿日2024.05.31
著者 モバイル金剛寺
テーマ
アイキャッチ親のキモチ・子のキモチ:子どもの字が汚くて読めない……