子のこころ、親知らず

「親のこころ、子知らず」とは、よく言われますが、
「子のこころ、親知らず」の場合も多いものです。
子どもの幸せを願うが故に、親の考えや都合を押しつけてはいませんか?
子どもが何を望んでいるのか、ほんとうに理解していますか?
親の幸福感と、子どもが幸せに感じることとは違うことに気づいてください。
自分の子どもであっても、親の思い通りにはなりません。
一人の「人」として、子どもを認めてあげること。
大切なのは、子どもと「こころを結ぶ会話」です。
親と子のこころの会話を通じて、
子ども自身に幸せを考える力をつけてあげることが、
親の役割ではないでしょうか。
親の勝手な思いや期待を押しつけない。
子どものこころを、親はもっと知るべきです。