読込中

親のキモチ・子のキモチ

「育行」のススメ

親のキモチ・子のキモチ:「育行」のススメ

育児休業の新愛称「育業」って世の中に浸透してるのかな、と疑問を感じるパパに、良青和尚は「育行」という考え方を提案する。

登場人物

  • イマイチ父親としての自覚がない頼りないパパ。
  • 初めての子育てに、日々迷いながら奮闘するママ。
  • 新米パパとして子育てに奮闘中の青年和尚。
最近、「育業」って聞かない気がするけど、あんまり浸透してないのかな。
え、育業? 聞いたことあるような、ないような……。
ほら、「育休」って言うと休んでるみたいでイメージが悪いから、育児は大事な仕事だという意味で、「育業」っていう新しい愛称を東京都が決めたんだよ。
そうだったっけ。でも、世間のパパたちはあんまり育児してないし、言葉を言い換えたぐらいでは浸透しないんじゃない?
ママさん、なかなか手厳しいですね。
あ、和尚さんのことじゃないですよ。いつも子育てに奮闘されてるお姿を拝見してますから。
和尚さんは「育業」って言葉、ご存じでしたか?
知ってましたよ。でも、私は仏教徒として、「育行」という考え方をオススメしたいですね。
育行? どういう意味ですか?
育児は「修行」だという意味で、私は「育行」と呼んでいるんです。
なるほど、修行ですか。でも、育業とどう違うんですか?
休みではなく仕事だという「育業」もいいんですが、育児は自分を高め、家族を幸せにするための修行だと考えると、より達成感があり、喜びも大きくなると思うんです。
確かに、仕事というと義務っぽく感じるけど、修行なら、自分から進んで取り組んでいる感じがしますね。
それに、仕事なら休みがありますが、修行は休みなし、1年365日、寝ても覚めても修行。それが「育行」なんです。
えーっ! それって過酷すぎませんか?
でも、子育ては親の都合で休めるものではないし、子どもの具合が悪ければ、夜だって寝ていられないですから。
そうだよパパ。こないだ子どもが熱を出した時も、パパがグーグー寝てる横で、私が夜通し看病したんだから。
あぁ、ごめん……。
本来、親の愛は無償で無限。でも、おなかを痛めていない父親の場合は、最初からその境地に達するのは難しいので、「育行」という修行が必要だと思うんです。
うーん……。ボクはまだまだ修行が足りないなぁ……。
そう思ってるなら、これから修行すればいいじゃん。家族みんなが幸せになれるように、頑張って「育行」してね!

シェア

X Facebook LINE

情報

タイトル「育行」のススメ
投稿日2026.07.10
著者 モバイル金剛寺
テーマ
アイキャッチ親のキモチ・子のキモチ:「育行」のススメ