早起きの功徳
いつも、せかせかと気ぜわしく動き回る人を見かけます。
口を開けば「時間がない、忙しい」といい、いつも心に余裕がない。
でも、本当にそんなに忙しいのでしょうか。
自分で勝手に忙しいと思い込んでいるだけではないでしょうか。
忙しいとは「心を亡くす」と書きます。
時間がないから忙しいのではなく、心に余裕がないから忙しいのです。
そんな時は、早起きをしてはどうでしょう。
明け方の新鮮な空気を胸一杯に吸い込み、
小鳥のさえずりに耳を傾けると、自然と心も落ち着きます。
「早起きは三文の得」と、昔からいいますが、
三文や五文の得どころではありません。一日が2倍に使える。
人の倍の仕事ができ、人の倍も生きたことになる。
心を亡くしてしまう前に、早起きの功徳に気付くことです。