使われやすい人になろう
一度使ってみて、使いにくい道具というものは、
そのまま棚の隅に放って置かれます。
見向きもされずに、ホコリが溜まって、
とうとうほんとうに、使いものにならなくなってしまいます。
役に立つかどうかではなく、使いにくいからそんなことになるのです。
人も同じです。
少々難があっても、使う人が扱いやすければ重宝がられます。
使われやすいから、どんどん仕事を言いつけられ、ますますお役に立って、
「必要とされる人」「ほんとうに仕事のできる人」に変わっていきます。
才能や能力とは関係ありません。
使われていくうちに、自然と磨きがかかってくるものなのです。
見放されて、ホコリをかぶるのがイヤならば、
まず、「使われやすい人」になりましょう。
頭を低く、何事も真面目に、
相手が喜ぶ顔を思い浮かべながら努めることです。