松竹梅〜竹の教え
めでたい松竹梅の竹は、家族で言えば「妻」の姿です。
竹は、東から風が吹けば、西へとなびく。
しっかりと根を張りながら、素直にそのままに身をまかせる。
雪が降っても不足を言わず、地面すれすれに頭を下げて辛抱する。
やがて、雪が溶けると、すぐに身を起こし、
今までの辛かったことなど微塵も見せない。
それなら、腹が黒いかといえば、中は空っぽ。
ひとつひとつの節の中に、すべての苦労を生かし、
その節から次々に芽を伸ばす。
家庭の妻は、しっかりと家族を支えながら、親・夫・子どもなど
それぞれを生かし、家の中を楽しい雰囲気をつくりあげる。
妻たるものは、竹のようにありたいものです。