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親のキモチ・子のキモチ

イヤイヤ期に手を焼くパパたち

親のキモチ・子のキモチ:イヤイヤ期に手を焼くパパたち

突然始まったイヤイヤ期に困り果てた在宅パパ。同じくイヤイヤ期に手を焼いているイクメンパパに相談するが、悩みは深まるばかり……。

登場人物

  • 在宅で働きながら1歳児の子育てに奮闘するパパ。
  • テキトーな子育てでママを悩ませる自称イクメンパパ。2歳児の父。
  • 子育てに悩むパパやママを仏様の智慧で優しく導く女性和尚。
あれもイヤ、これもイヤ……。もう、どうしたらいいのか、さっぱり分からない……。
おっ、悩んでるね。そのキモチ分かるよ、イヤイヤ期が始まったんでしょ?
イクメンさん、助けてください。着替えもイヤ、ごはんもイヤ、お出かけもイヤ、とにかく何でもイヤイヤで困ってるんです。
分かる分かる。うちの子もそうだから。でも、ボクの結論としては、イヤイヤ期に打つ手なし。諦めるしかないね。
えー、そんな……。
あら、頼りにならない先輩ですね。
ムリっす。毎日全力で「イヤだー!」って絶叫されて、心が折れちゃいました。
絶叫ですか……。うちの子は座り込んで動かなくなるんです。
イヤイヤにもいろいろあって、泣く、叫ぶ、暴れる、という子もいれば、座り込む、逃げる、隠れる、という子もいるようですね。
でも、どうして子どもにはイヤイヤ期があるんでしょうか?
2歳前後は自我が芽生えて、自分のしたいことが出てくる時期。でも、自分がどうしたいかをうまく表現できず、もどかしいキモチが「イヤ」という言葉になるんだそうです。
なるほど……。
イヤイヤ期は子どもの成長過程では重要な時期で、順調に育っている証拠ですから、喜ぶべきかもしれませんね。
でも、わがままな子に育つんじゃないかと心配なんです……。
大丈夫ですよ。3~4歳になると、キモチを抑えられるようになってくるので、徐々にイヤイヤは収まっていくと思います。
3~4歳!じゃあ、イヤイヤ期はまだまだ続くってこと?
でも、イヤイヤを親が受け止めてあげると、自己肯定感が高まって、自信のある子に育つとも言われてるんですよ。
受け止める、というと?
まず、子どもの「イヤ」の原因を分かろうとすること。子どもがしたいことを想像して言葉にしてあげるなど、根気よく子どものキモチを引き出してあげてほしいですね。
親の根気が大事なんですね。
ぎゅーっと抱きしめてあげるだけで、安心して落ち着く場合もあるし、「イヤイヤの原因から気をそらす」「キモチが静まるまで放置する」などの方法もあるようですよ。
えー、それ全部やってるのに効果ないんですけど。もしかして、うちの子ってイヤイヤモンスターなの?

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情報

タイトルイヤイヤ期に手を焼くパパたち
投稿日2023.01.27
著者 モバイル金剛寺
テーマ
アイキャッチ親のキモチ・子のキモチ:イヤイヤ期に手を焼くパパたち