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親のキモチ・子のキモチ

せっかくしてあげたのに……

親のキモチ・子のキモチ:せっかくしてあげたのに……

子どもたちのことを考えて、あれこれしてあげているのに、イマイチ喜んでくれない。「どうして?」と不満がつのる若手ママ。

登場人物

  • 小6、小2の2人の育児に悩みが絶えない若手ママ。
  • 何でも遠慮なくズバズバ言ってしまう大阪人。若手ママの義母。
  • 子育てに悩むパパやママを仏様の智慧で優しく導く女性和尚。
もう!うちの子たちって、何をしてあげたら喜んでくれるの?
やぶからぼうに、何やの?
だって、好きなおかずを作ってあげても、大好きなキャラの服を買ってあげても、子どもたちがあんまり喜ばなくて……。せっかくしてあげても、張り合いがないんです。
あんたが普段から何でもしてあげてるから、子どもらも「してもらって当たり前」になってるんとちがうか?要するに、甘やかしすぎやねん。
えーっ!私が悪いの?
オカンさん、今日も手厳しいですね。
いややわ、和尚さん。まるで私が嫁イビリでもしてるみたいに言うて。
ふふふ。そんなつもりはないんですよ。でも、オカンさんのご指摘は、当たらずといえども遠からず、ってところかしら。
和尚さんまで私のせいだと?
ママさんがあれこれしてあげるのはいいのですが、「せっかくしてあげたんだから喜んでほしい」というキモチが見えすぎて、子どもたちも素直に喜べないのかも。
下心丸出しなんやな。
し、下心って……。子どもたちのために頑張ってるのに、そんな……。
喜んでほしい、感謝してほしい、と見返りを求めるキモチは、ちょっとキツイ言い方ですが、一種の下心かもしれませんね。
だって、報われたいんです……。
ママさんのキモチは分かりますが、子どものキモチも考えてあげてほしいですね。
え?
「せっかくしてあげたんだから」というママの思いが、子どもたちの負担になっているかもしれない、ということです。
負担……ですか?
人のために善いことをしても、見返りを求めたり、恩に着せたりすると、相手に負担をかけてしまい、せっかくの善行が台無しになってしまうんです。
私の頑張りはムダだったのか……。
でも、ママさんの頑張りには、子どもたちも感謝しているはず。これからは、見返りを求めず、無償の愛を注いであげれば、喜びいっぱいのいい子に成長すると思いますよ。
あぁ、良かった……。子どもたちが明るく健やかに成長してくれるなら、私はそれだけでいいんです。
それそれ。それが無償の愛や。今のキモチ、忘れたらアカンでぇ~。

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情報

タイトルせっかくしてあげたのに……
投稿日2022.05.06
著者 モバイル金剛寺
テーマ
アイキャッチ親のキモチ・子のキモチ:せっかくしてあげたのに……