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和尚と考える終活

和尚と考える終活7:「老い」は避けられない

和尚と考える終活:「老い」は避けられない

仏教を開かれたお釈迦様は、人には避けられない4つの苦があるとお悟りになっておられます。「生老病死」という四苦、いわゆる「四苦八苦」の四苦です。この四苦にいかに向き合うかも、終活のテーマとなっています。

「老」、老いる。どちらかと言えば避けたい、そう思われますよね。一年一年、年齢は増えていきます。それは仕方ないとして、身体や脳の機能さえ衰えなかったら、と誰しも願うことでありましょう。しかし、無理なんです。

人は生まれてある一定の年齢までは「成長」するんだと思います。しかしそのある一定の年齢を超えると、成長とは言わず「老化」と表現するようになるのです。去年できていたことが今年できない、いえ昨日できたことが今日できない、ということもあるかもしれません。この事実から、私たちは紛れもなく「老化」の道をたどらねばならないということがわかります。

人類は古来より「不老不死」を探求しました。しかしそれは自然の営みにあらがうことであり、「無理」なのであります。「無理」とは「理が無い」こと。この理のないことを求めることは「愚か」であろうと思います。

さあ、避けられない「老い」。避けられないならば「如何に老いるか」を考えた方がよさそうですね。無論、元気で老いる、これが理想であることは言わずもがなですが、私が言いたいのは「如何に老いるか」とは「如何に生きるか」である、ということです。

時々刻々と老いておりますよね。ならば生きることそのものが老いることであるということです。「老い方・生き方」それを学ぶことも終活の取り組みであろうと思います。

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情報

タイトル和尚と考える終活7:「老い」は避けられない
投稿日2020.07.10
著者 良活和尚
テーマ
アイキャッチ和尚と考える終活:「老い」は避けられない