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和尚と考える終活

和尚と考える終活24:モノの整理・処分【5】~進め方と秘儀その1

和尚と考える終活24:モノの整理・処分【5】~進め方と秘儀その1

さあ取り掛かりましょう、モノの整理・処分に。

まず初めに「どこから」であります。この時、多くの方が例えば「2階の6畳間」ってやってしまうのですが、これがそもそもの間違い。どこが間違いかと言いますと、範囲が広すぎるということです。正しくは「2階の6畳間の押し入れの左側の下段」と、こうしてもらいたいのです。モノの整理・処分で挫折する第1の原因がここです。「広げすぎ」であります。モノを見ただけで、もうおなか一杯になってしまうんです。ですからできるだけスポットを定めてください。

いいですか、では次です。「期限を決める」のです。これも「○○の整理を来週しようと思う」なんて体裁のいい言い方をしてしまうんですね。でもこれもダメです。「何月何日から何日まで」と具体的に決めてください。そしてもう1つ大事なこと、それは、カレンダーに目立つように大きな文字で書くこと。さらに、そのことをご家族にきっちり明言しておくんです。「そんなことしたら、できなかったら恥ずかしいじゃないですか」と言う人が多いんです。しかし、これが自分にかける「箍(たが)」であります。この箍をかけるかどうかで、まったく変わります。要は自分に甘えを許さない環境を作るということです。

ここまで良いでしょうか。次にもう1つ、このコラムならではの智慧を。それはご家族に明言して、可能ならばご家族の手を借りるということです。これこそ、「和尚と考える終活」の神髄であります。「すまないけど、母さん1人では重たいものもあるから、少しでいいから手をかしてくれない?」これですよ。そして少しづつ人生の引継ぎをしてゆくんです。本当の終活とは、どれだけ後悔をしない、させない生き方をするか、です。

これは「秘儀」ですぞ。

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情報

タイトル和尚と考える終活24:モノの整理・処分【5】~進め方と秘儀その1
投稿日2021.03.05
著者 良活和尚
テーマ
アイキャッチ和尚と考える終活24:モノの整理・処分【5】~進め方と秘儀その1