和尚と考える終活1:はじめまして
皆さんはじめまして、モバイル金剛寺・終活カウンセラーの良活和尚です。今日から皆さんとともに「終活」について考えていきたいと思います。末永いお付き合いをよろしくお願いします。えー、末永いってどのくらい長いのでしょうかね。社交辞令でよく使う言葉ですが、どのくらいの長さかってことは全く決まりがありませんね。でもその「末」に向き合うことこそ「終活」だと思っています。
「終活」、もう最近は社会の中で一定の地位を得たキーワードですが、本来終活とはどういうことなんでしょうかね。ある終活団体の定義によると「終活とは、人生の終焉(しゅうえん)を見つめることを通じて、今をよりよく自分らしく生きる活動」とされています。
皆さん「人生の終焉」を見つめておいででしょうか?「そんなものまだまだ先の話、俺まだ20歳だし」とか言ってる人いませんか?そんな人に質問します。何歳まで生きるの?
日本人の現在の平均寿命は男性が約81歳、女性が約87歳です。でもこれ平均寿命であって、生きられる年齢ではないですからね。希望的観測は誰しも持つでしょう、でも期待値と絶対値は必ずしも一致しないのが世の常です。
「何歳まで生きる?」さあ、この答えが出せる人がいるでしょうか。
いないんだなこれが。なのに「まだ20歳だ」って、矛盾してますよね。その矛盾に気付いたあなた、この【和尚と考える終活】にハマってください。ハマればハマるほど人生に輝きが増すはずです。
まずは「人生の終焉」のタイミングはわからないってことを知ってください。これを知ることから皆さんの「終活」はスタートします。これが理解できずに終活は進まないことを知ってくださいね。