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和尚と考える終活

和尚と考える終活35:葬儀の準備【1】~宗教を決める

和尚と考える終活35:葬儀の準備【1】~宗教を決める

今日は葬儀の準備についてお話したいと思います。

えっ、まだ誰も死んでないって? いやそうですけど、うちのお寺ではいつもお話するんですよ「来たらざることを恃(たの)むなかれ、待ちあることを恃め」とね。要は何事も不測の事態に備えることが大切。でも人が亡くなることは「不測の事態」なんですかね?まあそこは置いといて、葬儀の準備、進めてまいりましょうね。

私のコラムをご愛読の皆様は、無宗教の葬儀は選ばないのではないかと思うので、そうだと仮定して話を進めますが、まず準備その一は「宗教を決める」であります。

皆さん、日本にはどれくらいの宗教があると思いますか。宗教法人の数ですと約18万、でもこれは一般の寺院も一法人ですから、皆さんが聞いたことのある○○宗とか○○教という単位で見ますと、それでも神道、仏教、キリスト教その他諸教で約400を数えます。その中でご自身や、身内の葬儀を執行してもらう宗教を決めておくことが、準備その一であります。

ところで、そこのあなた、家の宗教は何ですか?「えーと……」と、こんなことが切迫した状況下で生じているんですよ。ご身内が亡くなります。葬儀社が決まりました。そこで聞かれます「ご宗派は? 檀家のお寺はございますか?」とね。

自分の家の宗教を知っていることくらい常識、とこのコラムの愛読者のほとんどは言うでしょう。ところがそうじゃない方も多いんです。ですから老若に関係なく、自家の宗教は何か、これは知っておかねばならないということです。

でも困ったものです。先祖代々受け継がれた心の拠り所たる宗教が、家族に周知されていない。これではご先祖さまも心配されますよ。まずはあなたの葬儀の宗教、明確にしておいてくださいね。

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情報

タイトル和尚と考える終活35:葬儀の準備【1】~宗教を決める
投稿日2021.08.06
著者 良活和尚
テーマ
アイキャッチ和尚と考える終活35:葬儀の準備【1】~宗教を決める