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和尚と考える終活

和尚と考える終活46:相続【1】〜遺産はトラブルの元?

和尚と考える終活46:相続【1】〜遺産はトラブルの元?

「遺産相続」この言葉から、皆さんはどんなイメージを持たれますか?

どうでしょう、どちらかというと、トラブルとか裁判とか、そんなイメージかも知れませんね。でも「遺産相続」自体は、トラブルでも裁判を引き起こすものでもありません。故人の「遺産」を「相続」するだけですから。では、なぜトラブルとか裁判のイメージがついたのでしょうか。

少し以前のデータですが、平成29(2017)年の遺産相続に関する法廷闘争、いわゆる「遺産分割協議事件」の件数は16,016件です。昭和60(1985)年では6,176件ですから、30年余りで2倍以上になっています。ですから皆さんが「遺産相続」と聞くと、トラブルを連想するのも仕方ないのかも知れませんね。

さて、今申し上げました16,016件の協議事件、「一体何億円くらいの遺産相続なんだろう」と思いますよね。算定不能分も少しありますが、5億円以上が0.3%、1億円以上5億円未満が6.7%、5000万円以上1億円未満が12%、1000万円以上5000万円未満が43.4%、1000万円未満が32.1%です。お気づきでしょうか、なんと全体の4分の3、75%が5000万円以下ということであります。つまり、約12,000件が数千万円以下の相続だということです。

「良活さん、うちは数千万円も財産はないですから、関係ないですよ」はい、今までもよくその言葉を耳にしております。でもね、現金資産だけではないですよ。不動産、有価証券、貴金属等々。そう考えると、意外と結構な評価額になることもあります。

さあ皆さん、どうですか、心配無用と言い切れますか?愛する家族、子や孫をトラブルに巻き込まないため、相続について少し学んでまいりましょう。

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情報

タイトル和尚と考える終活46:相続【1】〜遺産はトラブルの元?
投稿日2022.01.07
著者 良活和尚
テーマ
アイキャッチ和尚と考える終活46:相続【1】〜遺産はトラブルの元?