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和尚と考える終活

和尚と考える終活82:和尚と考える終活82:おひとりさま【3】〜コミュニティ

和尚と考える終活82:和尚と考える終活82:おひとりさま【3】〜コミュニティ

皆さんはご自分の「コミュニティ」を持ってますか?あっ失礼、このコラムの読者は横文字に弱い世代がほとんどだった。(おっと、これまた失言……。ファンがまた1人減るかも)えへん、何でしたっけ? そうそう、「コミュニティ」は、日本語で言うと「共同体」などという表現になるようですが、まあ「仲間」でしょうかね。すなわち、ご自身が参加する集団の仲間、その集まりがありますか、ということです。

1つのデータがあります。65歳以上の単身世帯の男性への調査です。「あなたは普段どれくらい、人とあいさつ程度の会話や世間話をしますか(電話を含め)」という質問に対して、「2週間に1回以下」が16.7%だったんです。この人たちは明らかに「コミュニティを持ち合わせていない」と思われる結果なんです。

民生委員さんという方がいらっしゃることをご存じでしょう。町内や区域の中で、高齢者の安全のため行政から委託を受けて訪問や電話などで安否確認をしたり、場合によっては自治体と対処を協議される方です。今世間では民生委員さんのなり手が少ないそうです。その理由は、対応しなくてはならない対象者があまりにも多くなりすぎているから、かもしれませんね。

それくらい高齢者の方がたくさんおられるのですが、その方たちがコミュニティを持たない、いわば他者とのかかわりを持たない状況が続きますと、何が起こると思いますか? これも以前書いておりますが、「孤独死」が発生するのであります。病院というコミュニティもありますね。待合室での会話「あら、今日佐藤さん来てないわね、病気にでもなったのかしら」笑い話のようですが、病院もまた高齢者の方のコミュニティであり、安否確認の拠点であろうかと思います。

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情報

タイトル和尚と考える終活82:和尚と考える終活82:おひとりさま【3】〜コミュニティ
投稿日2023.05.26
著者 良活和尚
テーマ
アイキャッチ和尚と考える終活82:和尚と考える終活82:おひとりさま【3】〜コミュニティ