和尚と考える終活61:老後の住まい【2】~住宅系と施設系

しっかり向き合って、相談して、その上で施設入居を選択したとしましょう。ですが「施設」といってもいろんなタイプがあります。そのあたり少し触れてまいりますね。
高齢者住宅・施設は、大きく「住宅系」と「施設系」に分類されます。住宅系は、主に安心できる居住スペースを目的としており、近年増えてきた「サ高住」(サービス付き高齢者住宅)や「地域優良賃貸住宅」、「シルバーハウジング」などがそうです。これらは、主として自立型、つまりご自身で生活することができる状態の方向けの住宅であります。
一方、施設系は「介護付有料老人ホーム」「グループホーム」「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」などがあります。これらは24時間体制の包括的介護サービスが目的となっていることから、先の住宅系とは考え方が大きく異なります。
本人が希望する所を選べばよいとは思いますが、身体能力や、介護の度合いによって、おのずと選択肢は決められてきます。もちろん有料ですから、本人や家族の所得も鑑みなければならないのは当然でありましょう。
近頃、「年とったら施設に入るのよ」などと勝手にほざいている、失礼……、お話されているおばちゃん、またもや失礼……、ご婦人がおられますが、そんな簡単なことではないということを、ぜひこの機会に知っておいていただきたく思います。
まずは健康寿命を延ばして、「ピンピンコロリ」を目指しましょう。