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和尚と考える終活

和尚と考える終活63:高齢社会の生き方【2】〜高齢者は悪者?

和尚と考える終活63:高齢社会の生き方【2】〜高齢者は悪者?

さて、前回は数字をいっぱい並べっぱなしで、深く触れないままでしたが、「少子化」が終活の生みの親、みたいなお話でしたよね。「介護」という言葉、これは昔からありました。ですが、これほど使用頻度は高くなかったと思いませんか?介護保険、老々介護、介護士などなど、社会の中で介護という言葉がジャンジャン使われてませんか?なぜでしょう。

昔は「家族の中」で使われていた言葉であったんだろうと思います。しかし今は、社会全体が使う言葉になりました。なぜでしょう。そうです、家族の中だけでは許容できなくなったからであります。なんで?はい、少子化だからです。昔は兄弟がたくさんありました。だから両親が弱くなっても兄弟とその配偶者がメインとなって介護をまかなえていたんです。ところが兄弟が少なくなって、交代で介護することができなくなった。また社会全体がそういう形になってきましたので、国が腰を上げて「介護保険」の制度を作り、社会全体で老人をお世話することになったんですよね。

終活のひとつ「介護」、この社会現象を導いたものが「少子化」なんです。出生数は団塊の世代の今や半分以下です。でも人口は当時より増えています。どんどん高齢者が増えているということなんです。

今まだそこまで来ておりませんが、この現象、うっかりすると高齢者の存在が「社会悪」に見間違われる懸念があります。高齢者は全く悪者ではありませんよ。日本の高度経済成長を立派に支えた人たちが高齢者です。今の高齢者がいなかったら、GDP世界何位なんて言える日本はなかったんですから。高齢者の方々、背中や腰が曲がっても胸を張ってくださいね。

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情報

タイトル和尚と考える終活63:高齢社会の生き方【2】〜高齢者は悪者?
投稿日2022.09.02
著者 良活和尚
テーマ
アイキャッチ和尚と考える終活63:高齢社会の生き方【2】〜高齢者は悪者?