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和尚と考える終活

和尚と考える終活92:毎日が終活

和尚と考える終活92:毎日が終活

終活コラムをいつも楽しみにご覧くださり、誠にありがとうございます。読者の方々の年齢層を私は知ることができませんが、おそらく「若くない人」が大方ではないかと思います。でも、スマホやパソコンを使って、このコラムを見ることができるということは、まだまだイケる人だということですから、「自分はまだまだイケる」とご自身に言い聞かせてくださいね。他人が何と言おうとも。

とはいえ、少子化、高齢化が顕著なこの国において、終活にかかわらない人は実はいないんです。「終活に取り組む」みたいな感覚の人はまだまだ少数かもしれませんが、実は知らぬ間に終活を行っているのが私たちなんです。

例えば、「私に万が一があったらいけないから、○○のことを息子にだけは伝えておこう」みたいなことありますでしょ。これまさしく「終活」ですよ。「万が一」って言いますが、以前から申し上げていますように「万が一」ではなく「100%」ですから。いつ来るかわからないだけで、その時は必ずやおとずれます。なので、「終活しよう」と思わずに毎日終活しているあなたが、もう存在しているということなんです。

「家族に迷惑をかけたくない」はい、これダメでしたね。そうです、私たちは人に迷惑をかけずに生きることはできないんです。まして「死」を迎えたならば、なおのこと。静かに箱に入るだけ。「箱入り○○」になるしかありません。「生まれたら死ぬ」必ずそうなります。で、あなたはもうすでに生まれていますから、あとは死がおとずれるだけ、ということです。

明日、最後の日が来るとして、ご準備はよろしいですか?準備万端とまではいかないでしょうが、毎日が終活ということ、忘れないでくださいね。

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情報

タイトル和尚と考える終活92:毎日が終活
投稿日2023.10.13
著者 良活和尚
テーマ
アイキャッチ和尚と考える終活92:毎日が終活